ネタバレなしでは語れない

映画大好き。感想はネタバレしないと語れないので、思いっきり結末にふれています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

THE YELLOW MONKEY IS HERE.

「天国旅行」のイントロを聞いた瞬間、鳥肌が立った。もともと好きな曲だったけど、惚れ直した。だって、いいんだもん。 正直、ベストアルバム全曲新録って聞いたときは、期待してなかったし、新しい曲が聞きたいって思ってしまったけど、よく考えたら、全曲…

未来よ、こんにちは

夫の浮気と離婚、母親の認知症と死、誇りを持って取り組んでいる仕事も、時代に合わないと言われ、うまくいかない。どの出来事も、誰だってぶち当たってしまう可能性は大きいけど、当人にとってみたら大変だし、大事件なのだ。 人生の節目の出来ごとにどう向…

ムーンライト

フアンに支えられて海に浮かぶシャロン。全身をフアンに預ける。信頼していないとできないこと。水面ギリギリから二人をとらえるカメラ。波で画面がおおわれるので、荒れているようにも見える。シャロンのこのあとを暗示しているように見える海。フアンに教…

T2 Trainspotting

「夢中になれるものを探せ」と言われたスパッドが、ボクシングジムから出てくる。 目の前を20年前のレントンが駆け抜けていく。それを見送る現在のスパッド。一人きりになったスッパドを引きの画で映したのが、この映画の救いだった。 前作は今作を見る前日D…

僕と世界の方程式

お父さんが言う「数学という才能があるから特別なんだよ」「人と違うから特別なんだよ」に、引っかかりを覚えながら見ていた。ネイサンは確かに数学が得意。でも、まだ幼くて、これから成長して世界が広がれば自分より数学ができる人もいるだろうし、ネイサ…

モアナと伝説の海

「お嬢さん」に続いて、これもMADMAXFR!しかもこちらは、明らかに影響を受けている描写があり、テンションがあがる。それは、モアナを襲うココナッツの海賊、カカモラの海賊船を見た瞬間、「これ、MADMAXじゃん、シタデルじゃん?!」と思った。戦闘シーン…

ロザーナ

祝福のムードに包まれた再集結の時を経て、吉井さんが「勝負の年」と言った今年、一発目に鳴らされた新曲「ロザーナ」。勝負の年の幕開けにふさわしい、決意を感じさせる曲として響いた。 キーボードで始めまるイントロに、正直、初めは若干の違和感を覚えた…

お嬢さん

第三部になったとき、これ以上のどんでん返しがないようにと、そればっかり祈っていた。スッキと秀子に幸せになってほしいと思っていたから。 これはMADMAXFRだと思った。女性が自分の意志で、女性同士の連帯で解放を勝ち取っていく映画。We are not thing映…

真珠色の革命時代

メカラウロコ27の「真珠色の革命時代」を配信で聴いて、最初に思ったのは、「変わった」だった。何と比べてかと言うと、ライブアルバム「SO ALIVE」のそれ。どっちがいいとか悪いとかではなく、どっちが好きとか嫌いとかでもなく、ただ「変わった」と思った。 た…

インサイドヘッドとあやさんのお誕生日

DVD

なんて力強いメッセージをくれるんだろう、と映画館で初めてみた時に思った。「頭のなかってどうなってるんだろうって考えたことない?」というヨロコビのナレーションではじまる。あるある。可視化された頭の中は、楽しそうだった! ライリーという女の子の…

マギーズ・プラン~幸せのあとしまつ

マギーが登場人物たちと結ぶ関係が、枠に囚われていなくて居心地がよかった。 略奪した不倫相手の元妻(ジョーゼット)とか、恋愛が半年以上続かないマギーが2年続いた元彼(トニー)とか、その元彼の妻で職場の同僚の親友(フェリシア)とか。文字だけで見…

どうしても行かなきゃいけないライブが追加された人生

「どうしても行かなきゃいけない女子プロレスの試合」とあって笑った。 久しぶりに雨宮まみさんの人生相談「穴の底でお待ちしています」を読み返した。熱中できるものがなく、習い事に合コンに資格取得にと手当たり次第始めてみたがどれも続かなかったという…

幸せな貝

先日「幸せなひとりぼっち」という映画を見た。 長年連れ添った妻のソーニャに先立たれたオーヴェは、町内会を見回っては厳しく注意するため、厄介者扱いされていた。長年勤めた会社も首になったオーヴェは自殺をしようとする、と、車通行止めの敷地に入って…

今年も申年

2016年1月8日、ちょうど一年前の今日、THE YELLOW MONKEYが復活した。 同時に発表されたアリーナツアーで、ラストの真駒内2DAYSは絶対に行こうと決めたけど、他は、仕事の先の都合が見通せなかったので、この段階では見送ろうと思った。 友達にメールして、…