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ネタバレなしでは語れない

映画大好き。感想はネタバレしないと語れないので、思いっきり結末にふれています。

ブリジット・ジョーンズの日記

映画

15年前は本も読んだし、映画も見た。今回の続編の公開は、今さら感が否めなかったんだけど、見てよかった。2016年版にアップデイトされている。
誰にも否定されない世界って、こんなにも心地がいいものなのか!!
とにかく泣きましたよ。
一人で行って、隣も女性一人、逆の横は女性2人組、前後も女性ばかり。鼻すすってる人もいっぱいいる。隣のおひとりの女性とは同じタイミングで、ずずってやったよね。あぁ、現実の世界で頑張ってるブリジットがこんなにいる。

まず、いいなと思ったのが、ブリジットが妊娠したことで自分を責めない。年齢とか父親のこととかキャリアのこととか、もう考えれば考えるだけ自分を責める要素があるんだけど、もちろん自己嫌悪に陥ることはあっても、彼女は必要以上に自分を責めないし、必要以上に反省もしない。そうだった、ここがブリジットの長所だった。立ち直りの早さは健在。
そして、周りも。妊娠したことを喜んでくれる。2人の父親候補も。
妊娠を女性一人の問題にしない。女性一人に背負わせない。相手と共に向き合っていくものとして描いている。
女友達描写も良かったんだけど、産婦人科の先生がよかったー
無痛分娩にするには遅すぎてそのまま生むことになったブリジットに、ジャックが「気持ちがあれば痛くない」的なことを連発するんだけど、先生の「子ども一人出すのに痛くないわけがない」みたいな言葉はスカッとした。

そして、マーク・ダーシーのかわいさかっこよさ。噂に聞いていた以上。
赤ちゃん教室で、ジャックとカップルと勘違いされたときと、過激なパフォーマンスグループの裁判に勝って、彼女たちがマークへの感謝を体で表現したときの、どう反応していいかわかんなくて、無表情になるマーク、かわいい。
ブリジットに妊娠したと告げられて、「失礼」と部屋の外に出るの、かわいい。どうやって喜んだのか知りたい。何事もなかったかのように戻ってくるのもいい。
ブリジットに陣痛がきたとき、マークに仕事の電話がかかってきて、仕事が忙しくてジャックより側にいてあげられることができなかったことを反省したうえに、たぶんてんぱったのだろう、携帯を窓から投げるマーク。なにやってんだよ笑!案の定、ブリジットから救急車はどうやって呼ぶのと突っ込まれる。
あと、これは、マークというより、演じているコリン・ファースの魅力全開な場面なんだけど、久々に再会して、ブリジットの待っているホテルの部屋に入ってくるマークが、うす暗い中たたずんでいるその姿が、とてつもなく色っぽい。

そして、ブリジットが一番欲しかった言葉、生まれてくるのが自分の子じゃなくても、その子のことも愛しているって、言ってくれる。
ジャックの嘘で、マークはお腹の子が自分の子じゃない可能性が高いことを知り、ブリジットの前から去る。そして、戻ってきたときには覚悟を決めてきたんだね。

出産がいいことばかりじゃないのは、それはそうなんだけど、それでも妊娠したブリジットを祝福し、誰も責めないこの世界は、見ていてとても励まされた。
妊娠だけじゃない、結婚しないこと、子供をもたないこと、女性を縛るたくさんの「こうでなければならない」から解き放たれた世界は、とても生きやすそうだった。

あと。サブタイトルはあまりにもひどいのでタイトルにいれませんでした。